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有機空間について

 シックハウスに関しては、かなり以前より問題視されています。以前は、新築されたお宅に伺うと、ホルマリンなどの臭いで、目がかゆくなったり、軽い頭痛が起きたりしたものでした。また、この問題がクローズアップされる以前は、この臭いが新築の香りと勘違いさえしていました。
 けれども、十年程前から、シックハウスの事が少しづつ話題になるようになってから感じることは、悪意を持って住宅や建材を作る人は誰もいないけれども、何も知らずにいれば、シックハウスの中で、自分や家族はモルモットにされてしまうという事です。
 現在、シックハウスに関しては、法律だけでなく、良識ある多くの専門家の方々により、より良い方向へ加速度を増しながら向かっていると思います。
 この事は、食品や衣料など多くの分野に関しても、同じ事が言えると思います。私共が考えている事は、まず誰にでも生活があり、そこには、生活する為の空間と、生活を過ごしている時間があるという単純な事です。そこには、今後間違いなく、有機空間という概念が必要になります。
 この前提で、シックハウス・食品・衣料・インテリア・コスメなど生活にかかわる全ての分野が、ばらばらの動きでなくなる事が必要であると考えています。
 例えば、有機JAS認定品の食品であっても保管場所が汚染されていては、無意味になってしまう。その場合に、いかにリーズナブルなコストで他業種の方が、それを提供するか。
 考えれば、色々な事があると思います。
 その為のプラットホームになる事、それが"森のバス"の理想です。