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生産者は、無農薬、減農薬という言葉だけでは、今後信頼は得られません。
消費者は、すでに、正確な情報の開示を望んでいます。
その為、いかに早く、正確なトレーサビリティを実行するか。
これは、当然当たり前の事なのですが、生産者は、自然を相手にしています。天候の如何、予想外の需要、害虫の大量発生など多くの課題と取り組んでいます。需要があっても商品がない。しかし、隣の農家にはある。消費者には、隣の農産物と見分けがつくはずがありません。トレーサビリティを実施するには、生産者側のより高いモラルが要求されます。
私共は、高いモラルを持った生産者が多数現われる事を、切に望んでいます。
トレーサビリティの実施については、以下の内容を開示する事が必要であると思われます。
1.農薬は?
無農薬なのか。
殺虫剤・殺菌剤は、何回使われたか。
天然素材か、化学薬品か。
濃度はどれくらいか。
2.種はどんなものか?
自家採取のものか。
F-1品種のものか。
3.肥料は?
植物性か。
動物性か。
EM菌などの微生物か。
無肥料か。
化学肥料を与えた場合、どの要素をどれ位か。
などを開示し、信頼を得ることが重要であると考えます。
しかし、果樹など、農家が無農薬でやりたくとも、どうしても、最小限の農薬を使わなければ、商品にならない農産物も実際には存在します。
消費者側も、無農薬が全てという観念だけでなく、生産者の事情もある程度理解した上で、生産者が正確なトレーサビリティを実行できる環境を作ることも、今後必要かと思われます。
生産者・消費者が、共に強い信頼関係を築くことを、私共は願ってやみません。
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